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 愛人掲示板を利用して知り合うことができた40代の資産家の男性、この方と実際に会って面接をすることになったのです。
もちろん激しい緊張ってありましたけれど、だけどマイカー購入のための資金をこれで調達できるのだから、嬉しい気持ちも随分高まってしまっていたのです。
彼に指定されたのは駅前にあるカフェでした。
そこに向かう途中も、何だか複雑な心境、緊張感と期待感が入り交じっていました。
これで気に入って貰う事できたら、すぐに愛人契約になってサポート受けられる、毎月40万円も支払ってもらえるのだから、マイカーはもちろんのこと車庫代だって何とかなっちゃうという想像が頭の中を駆け巡っていたのでした。
駅前について連絡をしたところ、すぐに返信がやってきました。
私を見つけて近づいてきたかなり太った中年の男性がいたのです。
「君が、はずきくん?」
「はい、今日はよろしくお願いします」
挨拶をしてカフェに入って、お茶をしながら話を進めていく事になったのです。
まったくタイプの人ではありませんでしたけれど、もちろん自分の車のためにはと言う事で愛想を振りまいたのです。
「条件はメールで提示したとおり、3、4回会ってくれれば40万円支払う用意がある。
ひとつ提案なんだが、40万円支払うのだから、私の誕生日にプレゼントは欲しい」
「プレゼントですか?」
「20万円の腕時計を購入して欲しいんだ」
いきなり初対面で高額なプレゼントをしろ、何だか話が違うじゃないかと思いました。

お金が欲しいのは私の方なのに、なんで私が逆にプレゼントしなければいけないのか?
「失礼ですけど、初めて会った方なので、プレゼントをするのはちょっと…」
そう彼に話してみたのですが、いきなり怒り出してしまったのです。
毎月多額な手当を支払うのに、何で20万円のプレゼントができないんだと、かなり怒った様子でそのまま席を立ってしまいました。